「フューネラル」 Written by むらさき
いかり 8000G 4人戦 を想定 更新:2014-08-10 14:36:00
Creature20 Item4 Spell26
デコイ 3 カウンターシールド 2 インフルエンス 1
ブラスアイドル 4 ニュートラクローク 2 ウェザリング 1
コンジャラー 1    サブサイド 1
スペクター 3    セフト 1
ナイト 2    ドレインマジック 1
ホーリーラマ 3    ピース 1
マスターモンク 2    フライ 3
ミルメコレオ 2    ホーリーワード8 3
      マジックブースト 2
      マナ 4
      ランドドレイン 2
      リコール 4
      ローカスト 2
コメント・大会名など
『イクシアの箱舟』決勝トーナメントにて使用。

少しばかりこのブックの話など。

このブックの当初の形はこういったものでした。

β版[19:4:27]
デコイ3、ブラスアイドル4、コンジャラー2、スペクター3、ナイキー2、ホーリーラマ3、マスターモンク2
ガセアスフォーム2、ニュートラクローク2
インフルエンス1、ウェザリング1、コラプション2、サブサイド1、トライアンフ2、ドレインマジック2、フライ4、ホーリーワード8・2、マジックブースト2、マナ4、リコール4、ローカスト2

この構築は、以前に私がまがたまで組んだこちらのブックをベースにしています。というよりも、殆どそのままですね。
http://rettura-festa.net/culdcept3ds/book/detail.php?book_id=2704

β版及び『スリラー』の基本思想は、達成手順の刺し合いがシビアな高速護符マップにおいて、ドローの大幅な加速によって場全体の高速化を促しつつ、キラースペルを安定供給できるようにすることで、最終盤の優位を取る、ということにあります。
場全体の高速化というのは、ブラス場において、拡張された選択肢が達成スピードを拘束する現象、と言えるかもしれません。
拡張は効率的なカードアクションを促進し、それによるボードの展開加速から拘束が生じます。

(少し余談。ブラスを選ぶ理由はおよそ上に書いたことで間違いないのですが、他にも理由はいくつかあります。多くの特殊な場に共通するような、相手のプレイを強引にふるいにかける要素であったり。極端な加速と極端なコントロールの調和であったり。これらは自分の中でずっと渦巻いているものです。でもああ!結局のところ私は、ブラス場の「あの」感じが「気持ちいい」だけなんじゃないのか、とかね。)

話を進めましょう。私はまがたまでの(自分なりの)方法論をいかりにトレースしようとした訳ですが、予選などでβ版のブックを使用したところ、さっぱり勝てませんでした。
原因は勿論あります。そもそも、いかりとまがたまって「別の」マップなんですよね。恥ずかしい話なのですが、まるでそこを考えられていませんでした。
土地の強さの多様性、ルート進行の振れ幅、ショップの存在。いかりは、とても揺らぎのあるマップです。揺らぎの中を渡り切るには、安定性がないといけない。
(ああ。なんだかものすごーーーーく当たり前の話なんですけれど。本当に。)ということで、ブックの強度と速度効率を見直すことにしました。
ピース、カウンターシールド、増収スペルなどの部分ですね。

いやいやいや!ブラスやめたらいいじゃない。(たとえば)火の援護ブックにしないの?
これについては、正直なところ、プレイの蓄積が足りておらず、最終盤の(主に同色ブックとの)刺し合いで有利をとれる自信がなかったというのもおおいにあります。
ただ、β版を使っていてのいくつかの収穫もありました。
ドロー加速による場の高速化作用やLVダウンスペルの終盤における強さはおおむね確認できましたし、ブラスアイドルはバニシングレイで排除されるケースも少なかったです(戦闘で排除されることはよくあります)。
また、β版の場合、中盤までに5連鎖を作りつつ、そこから一気に土地が削られる(援護ブックとの相性を考えるならそりゃそうだ)ことも多く。
コラプションやローカストをセフトされて細い達成系を強要されることも多く。
そんなことから、当初のコンセプトは残したまま、そこにいかに安定性、手厚さを肉付けできるかということを考えて、『フューネラル』を組みました。
ブック名は2004年にリリースされたArcade Fireの1st『Funeral』から。

『フューネラル』が優れたブックであるかどうか、私にはまだ判断できないところがあまりに多くあります。
ビルドアップを意識してはいますが、それでも虚弱さはなお隠し切れず、またショップのカードが致命的な干渉になりえます。
それらを、場の作用によってどこまでカモフラージュできるものなのでしょうか。また、カモフラージュすべきなのでしょうか。
一つだけ私が気付けたことがあるとすれば。このブックを動かすとき、おそらく大事なのは、手厚く、手厚く進めることです。そして終盤は一気に駆け抜ける。

最後に。私はずっと効率というものと正面から向き合わずにカルドをしてきたので(そこを考え始めたのは、ソルティスロードの研究をチームでさせてもらってからだと思います)、
そうした構築に触れることは今現在、とても勉強になっているのですが、しかし、これが…どうにも自分のプレイング感覚と馴染まない。(ここで自分のプレイング感覚を上手く言語化できないことは、私のとてもダメなところです)
今はいくつか、過去の自分のブックを掘り起こしつつ、ふたつのものの調和を図れたらいいなと思っています。たぶんそれは、スキマではなくて。これは願望ですけれど。
http://rettura-festa.net/culdcept3ds/book/detail.php?book_id=4109
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必要G総額2990
クリーチャー平均G/合計G
(リビング系除く)
51.5/1030
アイテム平均G/合計G
(リビング系含む)
75.0/300
スペル平均G/合計G63.8/1660
要生贄カード数4
クリ-チャー情報(リビング系除く)
クリーチャー数20
平均ST/合計ST13.0 / 260
平均HP/合計HP29.5 / 590
最大ST50
最大HP50
土地コスト
無し18
2
配置制限
2
武器制限
武器8
防具3
巻物12
能力
先制2
防御型4
レア度
N11
S30
R9
武器種別(リビング系も含む)
防具2
道具2
スペル種別
単瞬20
単呪6


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