カルドセプト公式大会 インターネットチャレンジ 「国王杯」で使用中。
2012年9月8日時点での戦績は13戦して10-1-1-1。勝率79.6％。

火被りの状況を前提とした速攻型火ブックです。

ジャンクションにおける火属性の優位性は
通行料期待値の高い占い屋横の分岐点及び砦周辺が火土地であること。
つまり配置即上げで序盤から通行料収入が期待出来ることです。

その為、クリーチャーコストは出来る限り抑えた構成にし、
地の援護ブックと比較しても走り負けない速度を確保しています。
また連鎖形成手段としてマウンテンリープとコンジャラーを採用しました。

しかしここまではジャンクションの火ブックなら当然の話。
問題は「火被りの状態でも火ブックの優位性を確保出来るか」ということ。

ジャンクションで火ブックが被った場合、
先に占い屋横・砦横の土地を確保出来たほうが圧倒的に有利になりますが
素ダイスや初手HW8の引きだけに頼っていては常勝は望めません。

その為、このブックは火ブック潰しに重点を置いた侵略ブックとしても組んでいます。
マウンテンリープで確実に火土地に止まり
アメジストリング or ヘルブレイズで強襲しましょう。

特にディジーズはアメジストリングやヘルブレイズと好相性。
従ってディジーズは火土地に配置された敵領地に優先的に掛けておきましょう。

またプレイングは思い切りよく大胆に行きましょう。
通行料期待値の高い土地を確保したら、即レベルアップ。

ランキングでは早いうちに拠点を作って通行料を期待したほうが結果に結びつきます。
逆に場にある妨害手段に怯えて大人しくしている方が、
乱戦に巻き込まれやすく、結果として勝ち切れないパターンが多いです。

繰り返しになりますが火ブックの優位性は通行料期待値の高い土地が多いことです。
ヘイトコントロール等というオカルトチックで下らない根拠で
自分のプレイングの幅を縛る必要はありません。
火ブックを選択する以上、侵略も投資も積極的に行きましょう。