宇宙一４回戦使用ブック。結果は3位。
　先にボイラーズさんに使われてしまったネタなんですが、他に組んだブックがスパーでは散々な結果だったので、一番マシだったこのブックを使いました。結局ボイさんのようには勝てませんでしたが。

　コインは３枚だけでそれほど純粋なコインブックというわけではなく、達成するための補助的役割です。展開次第では１枚もとれないことも十分ありえますので、当然ながら土地数連鎖と増資で達成することが基本です。
ちなみに護符１０枚から２０枚で大体の資産価値が１０００から１５００くらいだと考えていました。（実戦では最終的に１５枚で１１００程）場に高い属性の護符が多ければ２０枚でも２０００近くいくこともありますね。要は全員が目標７０００のところを、５０００から６０００くらいの低い目標額で達成してしまおうというのがこのブックの本体です。コイン奪取か高額地侵略のどちらかが１、２回決まればラントラもレベル５作成も無しで達成までもっていけます。

　ブックとして一番試行錯誤した点は手札の管理ですね。パラライザー、イントルード、コインは手札にだぶつくカードなので、地変やアイテムなどを抱えたままこの手のコンボを揃え、さらにファインドまで使うのはかなりきついものがあります。最終的にイントルードは１枚だけにしましたが、チャリオットが有効なマップであればイントルードは切っていたと思います。ファインドも邪魔に感じたら躊躇せず捨てる必要がありますね。復唱スペル５枚積みもコインの枚数も、これら手札管理対策の一環です。
　クリーチャーの選択は基本（総数、アレスの枚数、拠点候補など）をおさえればあとはメタしだいで何を採用してもよいくらいに思っていました。スパーではコロッサスが多かったのでセイントを入れていましたが、本番には全く無属性を見かけませんでしたね。一応サンクタムをトレードで押し付けて侵略することも考えてはいましたが。

　やはりまだらの紐では土地数の少なさから、横に伸ばす戦略だけでは勝ちきれないですね。コインとトレスパスの補助があればなんとかなるとは思いましたが、特殊地形にばかり止まる展開だとアイテム削り侵略すら出来ないので、かなりダイス運に左右されてしまう部分はあると思います。
今回も達成形態だけ見ると、増資した土地（レベル４＋４＋３）＆奪った土地（レベル３＋４）＆護符価値１１００と大体理想どおりなんですが、２５Ｒで侵略回数４回だけというのは侵略による他者へのコントロールが不充分であることを示しており、アレスブックとしては内容に不満の残る試合になってしまいました。