脱力系プログラマれっつらの送る、『ヒマが出来たら』的日記サイト。
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2002年11月14日(木):ドキュメント不適格者(その3) 日記
今日、大きめの病院(精神科メイン)に行ってきて、診断を受けてきました。
結果は、鬱でした。
今まで大体分かっていたなりに、医者にそう言われると少し楽になります。
「鬱なんだと思います。」より「鬱なんです!!」の方が開き直れますし。

今まで僕は、ソコソコ理解していたつもりで理解していなかったのですが、
医者は、インフルエンザとかの病気も鬱も、同じように診断するんですね。

最近の体の調子。環境の変化。
あと、心境の変化。
最後のは普通の診断では診ませんけれど、診かたはカゼとほとんど同じ。
医者は、そこから患者の容態を診断して、薬を処方する。
カゼとかと一緒で「必ず治りますんで。」と慣れた感じの太鼓判を押す。
自分の状態がそこまで「異常」では無いことを実感できた瞬間と言いますか。

これから僕は、毎週木曜午前は、会社を休んで通院しなきゃなりません。
しかし、それは同時に「毎週一回、必ず自分でサイレンを鳴らせるチャンスが出来る。」ということ。
それは、どんなに心強いコトか。

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家に帰ったあと、ついに母にコトの次第を報告しました。
ところが、母の反応はあまり自分にはよろしく無い感じで。

「鬱なんて、誰でも精神科行けば貰えるものなんじゃないの?」
まあ、貰えそうっちゃー貰えそうですけど。

「お父さんも似たような職業なんだから、何でお父さんに言わなかったの?」
いや、毎日しんどいしんどい言っていた内容がコトの全容ですって。
それに精神科行くって言ったら、父母とも、絶対に止めそうだし。

「アナタそんなに普通にしてるんだから、行って意味有ったの?
ああいうトコロって、自分で行けないくらい重症になってから行くトコロじゃないの?」
だったら、軽く家族崩壊起こしてから行けってんですかい。
会社に対して、もっと怖い印象を持っちゃって、致命的になってから行けと。

親は子の無事を信じたいものでしょうし、その気持ちは僕にも分からなくは無いんですけど
僕は、今会社を休んでしまっている自分が嫌でしょうがなくて、
それでも会社に行けないでいる矛盾した自分をどうにかしたくて行ったんです。
確かに僕は平然として見えるかもしれませんが、僕は僕なりに真剣なんです。

だから「平気なクセして、コトを大きくしようとしている」とか
「ありもしない理想の会社を夢見てる、社会人一年目の若造」みたいな見方はよして下さい。
かなりヘコむんで。
(…って、今度言われたときに言おう。)

やっぱり、心の病と家族のことって、切っても切れない関係なんですよね…。