脱力系プログラマれっつらの送る、『ヒマが出来たら』的日記サイト。
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2003年02月16日(日):れっつらジイさんミラクルパワーのまき。 日記
今日は、ウチのバアちゃんの誕生日会をやりました。
家族最年少22歳(弟)の家で、しっかり家族の誕生日会やってる家ってどのくらい有るんでしょうね?
バアちゃん、照れながら大きいケーキのローソクを吹き消していました。
いい文化です。


誕生日会の途中、 ジイちゃんが戦争時代の可哀想な同僚の話を始めました。 「そいつはイイ年して良くおねしょする奴でな。 おねしょをする度に上官に命令されて、兵舎の全部の部屋を一周させられて 「私、@@は!!昨晩寝小便をいたしましたー!!」 とか言わされてたんだよ。」 それは、軍隊の中のいじめの話でした。 今なら、イイ年しておねしょした場合、すぐに泌尿器系のお医者さんに行かせるんですけど。 「で、そいつは他にも上からいじめを受けていて、それが嫌で嫌でしょうがなくて、 ある朝、頭にライフルぶっ放して死んじまった。 あの頃も、そういうことは有ったんだよ。」 何つーかかんつーか、僕はそれを聞いて凍りついてしまいました。 まだ、バアちゃん誕生日会の真っ最中だったんですけど。 その人はいじめを苦に自殺して、僕は仕事が辛くて鬱になった。 口に出してみるとほとんど共通点は無いんですけど(死)、何だかショックで。
「今も昔も、他人のことを考えられない図太い奴は、上手に生き残っていくんだよ。」 それなら僕は、上手に生き残らなくていいや。などとも思ったのでした。 …予定では、200歳まで生きるつもりなんですけどぬぇいー(笑)。
戦争で北から南まで巡って、 上官の馬に乗ったら、落馬して引きずられて死にかけて、 そのあと(短気が災いして)会社を2,3コ潰して、 借金の保証人になって、逃げられて、 それから今までを専業主夫として生きてきたジイちゃん。 そんなジイちゃんのセリフは、イロイロな意味で重みがあるのでした。 つづく。