最近、どうも自分の中で葛藤しているコトがありまして。 転職して今の会社に勤めるようになって、11ヶ月。 またしても、「チョットこの会社で続けていいのか?」状態になっています。 ウチの会社が、あるグループの傘下に入って半年。 社内には机が増え、どんどん人が増えてはいっているんですけど、 それが皆、上の会社から出向で来てる人だったり、役員繋がりで来ている偉い人だったりするんですよ。 …そのクセ、開発には誰も入ってこないし。 最近の流れなのか、昔からの流れなのかは知らないんですけど、 どうもウチの開発って、単なる土木作業員な気がするんですよね。 …ひたすら納期までにブツを作って、あとはメンテナンスだけ。 …Web業界の大半はそんなモンなんてのは、だいぶ前から分かってるんですけど。 それに、仕事をしていくうちに、段々と同じ開発の人たちの程度も見えてきたんですよね。 技術的に、凄い人は凄いんですよ。 年単位の積み重ねをしなければ、絶対に同じ仕事は出来ない系の人も居るには居るんですけど。 …ただ、何つーか、そういう人ほど仕事に対して割り切ってるんですよね。 プロの土木作業員として、淡々と仕事をこなして、 会社がクビに出来ないのが分かっているので、モチベーション低い日は余裕で休む。みたいな。 僕も、最近はそうなりつつあるし。 電子系技術者ってのは、魔法使いであるべきだと思うんですよ。 仕事を右から左へ流すコトについては、否定しないですけど、 もっともっと、その内容にディープに関わって、その仕事の質に大きく関わる部分まで携わるべきだと思うし、 会社全体の姿勢として、そういう風にさせるべきだと思うんですよ。 なのに…ねぇ。 どうも「ただの便利な人」扱いなんですよね。 お給料は悪くないし(今転職しても、もうそれ程は上がらないぐらいの額は貰っている)、 待遇も悪くないし(休めるし、大体定時で帰れる)、 そんなには悪くないはずなんですけどね。 前の会社の開発が消滅する前、転職を数回重ねたある人が言ってたっけか。 「どの会社も、一長一短だ。」と。 でも、結構待遇は悪くないはずなんですけど、 社長のアレで開発が消滅さえしなかったら、 僕、前の会社の開発のほうが良かったように思えるんですよ。 人数は少なかったですけど、常に挑戦している感じで。 あの頃の先輩、仕事が以前より土木作業員みたくなったコトに、不満全開でしたけど。 …どこも同じなのか? ITの業界紙を呼んでいたら、何だかライブドアの社員がちょっと羨ましく思えてきました。 …あそこもあそこで、絶対に土木の人が居るはずなんですけどね。