脱力系プログラマれっつらの送る、『ヒマが出来たら』的日記サイト。
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2012年05月05日(土):映画『テルマエ・ロマエ』見てきました。 映画
今日は、映画『テルマエ・ロマエ』を見てきました。

いや〜。面白かった〜。
原作はまだ読んだコト無かったのですが、元々興味が有ったので。


点数:110/120点 今回の得点の付け方は120点満点で、 100点以上が『万人にオススメ』となっております。 100点より上の20点は細かいツッコミをした場合の減点方式。
先ず、前半部分の世界観ギャップによる掴みが抜群でした。 そして、観客が「だったら凄い温泉連れて行っちゃいなYO〜」と思ったタイミングで凄い温泉へ行き、 そこから後半、怒涛のシリアス展開へ。 風呂でローマを救う『美味しんぼ方式』がガッチリハマっていて、最初から最後まで中だるみせず、ずっと面白かったですね〜。 邦画のクセして、数年に1本の名作の座を与えちゃえる感じでした。
たぶん、多くの方が懸念点にしている、女性キャラ(上戸彩)の存在について。 最初は「何で女が居るんだよ〜」といった、小学生男子の心境だったのですが、 何度も主人公がタイムスリップしていくうちに、彼女のプロフィールも自然に分かるようになっていまして。 その結果、最終的には「彼女は無くてはならない存在なんだ!」というトコロまで持っていかれます。 この辺りのストーリーテリングも素晴らしかったですね。 (単語の使い方合ってたっけ)
減点方式の減点部分について。 終盤に主人公の取った行動を起こさせるための理屈部分の突然さ。 あと、その理屈に対する理解力の高さが、観客から見てご都合主義的に感じられました。 感情部分は百点満点だったんですけどね。 タイムスリップそのものに対するご都合主義は、コメディとして大いにOKだったんですけどね。 シリアス部分でのそれだけ、チョット引っかかりました。
でも、作品にもお風呂にも、人間にも愛の有る方々が作った雰囲気が有って、終始元気が貰える映画でした。 今の日本人に見せたくなる映画だったので、興味の出てきた方は是非映画館まで。 久々に、パンフレットを買っちゃいました。