第４回三題噺選手権、第三試合Ｂ卓にて使用。
お題カード：フロギストン[竹]、ソウルレイ[松]、セレクション[梅]
http://zephyr888.blue.coocan.jp/000/sandai4.html


【ブック解説】
フロギストンの特性として挙げられるのが、コストが極めて安いことです。
この長所を最大限に活かすならば、低コストトランスブックしかありません。

普通のマップならば低コストにこだわり過ぎると、
どうしても土地防衛力が落ちてしまいますが、
バトゥーアンの南エリアならば、他のマップに比べさほど侵略される機会はありませんし、
低コストクリーチャーを多用した構成ならば、土地配置の為の遠回りも苦になりません。

従って今回はクリーチャー構成に徹底的にこだわりました。
トランスブックの基本パーツを全て組み込みつつ、平均クリーチャーコストは46.1G。
我ながらいい調整が出来たと思います。

ソウルレイは侵略力の低いこのブックの唯一の攻撃手段。
元々手札復帰で使いやすい上に、４枚入りですのでなおさら気軽に使えます。

セレクションは同コンセプトで被った場合に脅威になるサクヤ・アガマを擁する地属性対策。
地ブック相手に純粋なスピード勝負をしては勝ち目がありませんので、
セレクションをちらつかせて場を不安定にしましょう。
しかしマップのメタ的に地属性がいる確率は高くはないので控えめに２枚です。

またサプレッションはこのブックの最重要カード。
このスペルを上手く使えるかどうかが、このブックの機能率に直結します。

経験的にサプレッションは以下のスペルを対象とするといい結果が得られます。
１．イントルード
２．ドレインマジック
３．他色地変スペル

戦術としては序盤はとにかく南エリアにクリーチャーを配置することを優先してください。
見た目の総魔力はあまり気にしなくて大丈夫です。
トランス態勢さえ整ってしまえば、いつでも上がりに行けるので目立たないことを心掛けましょう。

【試合雑感】
展開的にはブックコンセプト通りに動けました。

収入源のフェームが序盤に固まってきたり、
ダイスが遅く周回遅れになったりと
完全に運には嫌われていましたが、
序盤にドレインをサプレッション出来た事と
対戦者が配置したジェイドアイドルがこちらに味方したこともあり
初勝利を納めることができました。