基本的に四人戦での妨害は仕掛けた人と仕掛けられた人が損をして第三者が喜ぶケースが多く仕事に消極的なほうが有利なのですが、アイボリーブックのいいところは配置するだけで全員に妨害できるというところです。つまりこちらが何もしなくても相手が勝手に苦しむ様を眺めることができるのが面白いんですな。 
　基本はラントラ速攻で他者が出遅れているところを駆け抜けるのがコンセプト。地変を入れられないのでラミアやチャリ or リープ侵略で連鎖を増やしましょう。連鎖が増えるのならレベル１でも武器を使ってかまいません。レベル１攻防力はそれなりに高いです。 
　またアイボリー場でのバンディット or アマゾン侵略は強打です。これは自分に利益のある妨害なので積極的に突っ込みましょう。カウンターアムル(R:100→200G)持ちの人にやるのも効果的です。デスキートも考えたのですがトンファ(R:70→140G)が重いので諦めました。それに手札を減らすより手持ち魔力を減らすほうがブックコンセプトに合致していますし。 
　本当はランドドレイン４としたいんですがストックに２枚しかないので断念。まぁバックワードでトレスパス上書きもあるんでこれはこれでいいかな、と。 
　このブックでアイボリーに引っかかるのはランドドレイン(S:20→30G)、アイボリーアイドル(S:60→90G)、アーウィソウトル(R:60→120G)、トレスパス(R:60→120G)の四種。何気にピースが2EX→SagaでS→Nになった事は大きいです。ランドドレインはコストが安く一応収入もあるので負担になりません。アーウィソウトルのクリコストはインフルエンス(S:80→120G)と同額ですしお守り代わりに１枚入れています。トレスパスは120G払ってもそれ以上の収入力があるので。というかこのブック使ってて思ったんですが、トレスパスの正規コストは120Gでもいいんじゃないでしょうか。 
　ただアイドルブックの共通の弱点としてアシッドレインが挙げられます。元々Nカードのため打つほうは負担になりませんし。本当はサプレッション(R:100→200G)を入れたいんですがコストが重いからなぁ。保険で一枚入れならいいのかもしれません。 

　普段ブック構築時にレアリティを気にすることは少ないので、対戦相手にしてみれば不意打ちに近い感覚です。ブック内容や場の流れがかみ合うと完全に動きを封じ込めることもできます。この機会に自分の使用しているブックのレアリティを調べてみてはいかがでしょうか。