脱力系プログラマれっつらの送る、『ヒマが出来たら』的日記サイト。
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2011年08月23日(火):日記 モテない31歳 ばなし。その1。 日記
こんばんは。れっつらです。

今日は嫁さんの帰りが遅いので、居ない隙を突いて思い出話をしようかと思います。


あるところに、れっつらさんという31歳男性が居ました。 れっつらさんには、今まで彼女が居たことが有りませんでした。 内向的だからだとか、太っていたからだとか、理屈っぽかったからだとか、いつも格上狙いだったからだとか、 理由はいくつも思い浮かぶのですが、とにかく居たコトが有りませんでした。 そんな れっつらさん に、両親はやきもきしていました。 弟は、2年前に結婚しているというのに、兄のれっつらさんはいつも真っ直ぐ会社から帰ってくるからです。 両親「このままでは、何時になったら結婚出来るのでしょうね?」
ある日、れっつらさんのお母さんが、お見合い話を持って来ました。 ある飲み会で何気なく愚痴った相手が、偶然にも縁結びを趣味とするオバチャンだったからです。 れっつらさんは、このままでは彼女も出来ない現実を知っていたので、この話に乗ってみることにしました。
最初のお見合いは、上手く行きませんでした。 相手の女の子は、突然親に連れてこられたようで、本人には全くその気が無かったからです。 れっつらさんは、再び日常に戻って行きました。
それから半年後。 れっつらさんに、またお見合い話がやってきました。 相手の写真は特に無く、会う時間もたったの2時間とのこと。 れっつらさんは、前回上手く行かなかったのも有り、全く期待しないで待ち合わせ場所へと向かいました。
待ち合わせ場所には、縁結びのオバチャンは居たものの、相手の姿は有りませんでした。 話によると、どうも10分ほど遅刻するらしいとのこと。 れっつらさんは、このとき、 「だらしない女の子だったら、こっちから断ろう。」 「大らかな女の子だったら、もしかしたら合っているかもしれない。」 と思いました。 れっつらさんの友達には、だらしなく、大らかな人が多かったのです。 『だらしなさと大らかさは、紙一重である。』とも言います。
待ち合わせ場所に来た相手は、とても頭の良さそうな人でした。 あと、見た目もれっつらさんから見て格上だったので、れっつらさんはウキウキしました。
お茶を飲み、しばらく話してみたところ、相手の人となりが分かってきました。 彼女は仕事を一生懸命やるタイプの人で、 日頃派手なコトを何もしていない れっつらさん から見ても、びっくりするくらい真っ直ぐな人生を歩んでいました。 れっつらさんがお見合いをするに際して、一番気をつけていたことは、 『自分の普段の考え方と、大幅に違う考えの人だったら、付き合うのを止めよう。』だったのですが、 そのとき話してみた印象では大丈夫そうだったので、れっつらさんは次会う約束をしてみたのでした。 2010年の、3月のことです。
長え…。長え…。 でも、順を追って書かないと、モテないスタートの男の心境が(僕には)表現出来ないので、この話も回を分けて書くコトにします。 途中は相当省くつもりなので、あと2回くらいなんじゃな〜い? つづくー。