昨日は、バットマンビギンズを見に行ってきました。 やばかったですね。格好よかったですね。 普通の人間が、自身の克服と(比較的地味な)科学力で、 あんなにスーパーヒーロー出来るんだもんなー。すごいよなー。 要するに、 電波腕時計で正確な時間を察知し、 オーダーメード枕で、疲労回復能力を高め、 携帯電話で、遠距離の人間との連絡を可能にし、 ウォーキングシューズを履くことにより、常人より楽に歩くことを容易にし、 エレキバンを貼ることにより、筋肉の硬化を和らげる(笑) …の延長線上みたいなチカラですからね。 スケールは全然違いますけど。 あと、バットマンの出す『コウモリの恐怖』を『男の股間の恐怖』に置き換え、 『大切な人を敵に知られないために正体を隠す』を『変態だとバレたくないから正体を隠す』に置き換えるだけで バットマンが変態仮面に変わるあたりの発想も、今思うと凄い発想ですよね。 …何の感想だよ!! 映画館で並ぶのって凄い退屈になるので、紀伊国屋で買った本を読んでました。 今、話題の『新訳 星の王子さま』。 各社のものの1ページ目を読んで、一番自分にしっくり来たものを選んでみた結果、 僕の買った星の王子さまは『訳)倉橋由美子の宝島社のもの』に決まりました。 で、今も読んでるんですけど、 何て言うか、この話は間違い無く『上手には説明出来ない』類の話ですね。 いろいろな星の住人などに代表される『大人の理不尽』と、 王子さまや『花』に代表される『子供の理不尽』を、 『子供の心のままでいたいけど、既に大人に毒されてかけている大人』の飛行機乗りが記録しているおはなし。 …と言うのが、一番シンプルな言い方なんでしょうかね? − その中では、『本質』がゴロゴロと転がって、光り輝いているんですけど − 大人になって『星の王子さま』なんて、チョット恥ずかしいかもしれませんけど(得に男性の方は)、 折角流行っているんだし、一冊は読んでみても良いんじゃないでしょうか? 全部読み比べたら、僕にはどれが一番しっくり来るんでしょうね? 絶対に、全部は読まないけど。