脱力系プログラマれっつらの送る、『ヒマが出来たら』的日記サイト。
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2002年12月26日(木):久々お医者。 日記
今日は2週間に1度のお医者さんの日でした。
最近こっちの日記が進んでいないというコトからもお分かりのように、
ここ数日、僕、めっぽう調子が良いんですよ。
頭痛くなるのも2、3日に一回くらいで済んでますし。
今日も痛くなったけど。

アレって、「三蔵法師が呪文唱えてるんじゃないか」ってくらい痛いんですよね。
頭の血管のドキドキに合わせて、激痛が走るし。
まあ、寝れば治るし、余裕で寝れるんでいいんですけど。

そんなワケで、精神的なモノに関しては、
あまり問題も無く、淡々と進みました。
休職の給付金貰うのに必要な書類書いてもらったりして。


ただ今日は、精神的なコトではなく、 肉体的なコトに関して問題が発生しました。 何つーか僕、肝臓悪いらしいんですよね。 血液検査の値に、γ−GTPという値があります。 それは基本的に「お酒を毎日飲む人」が高い値を出すそうなのですが、 僕、月に1,2回、お馬鹿連中共と飲むとき以外は一切!!酒を飲まない人なんで これはどうしたことかと。 しかも、この値が高かったのが今回だけでは無かったりするので、 いよいよ肝炎とかも含めて検査していってみようとかいう話になってるんですよ。 「ありゃまー。」って感じですよね。 僕、今年厄年だったんですけど、 あるときには、「乳炎がガンになるから取る」言われ、 あるときには、うつ病になって会社を休み、 そしてあるときには「肝炎かも」とか言われる。 本当に厄年だったかもな。今年。 …ま、あと何日かですけどね。

2002年12月17日(火):VS嫌な方。 日記
今日、朝TVで「最近、鬱が多い」とか何とかで
3人の鬱の人をドキュメンタリー形式で紹介してたのを見たんですよ。
3人の鬱の人は、みんな一人暮らしで、
鬱を分かってない人の心無い言葉に傷ついて。
それで3人に3人、手にためらい傷がありました。
僕は運が良いので、鬱を分かってくれる人も居ますし、
自殺するトコまで追い詰められてもいないんで良いんですけど。
他人事ながら他人事じゃないです。

コレを見て、僕は
「やっぱり鬱の治療に大切なのは、何よりも鬱を分かってくれる理解者だな。」
と思っちゃいました。


午後、充実した新宿のお買い物から帰ろうと、地下鉄のホームで電車を待っていたとき。 僕の頭の中に、超嫌なタイミングで超嫌な言葉が頭の中に浮かんできました。 久々にしゃしゃり出てきましたな。嫌な方の自分。 普段は弱いんで、なかなか具体的な言葉まで作ってこないんですけど。 「…空しいかも。」 空しくなんか無い!! 今日は最近僕が欲しかったものが全部買えたし、冷汁定食も食べられたんだから!! 「物欲だけ満たされて。」 物欲だけじゃー無いよ!! 今日買ったものは、これからの長い生活で僕を癒し続けてくれるグッズの数々なんだから!! 入浴剤は、使ったら無くなっちゃうし、 ゲームはふた月もしたら飽きちゃうだろうけど。 「お金いっぱい使っちゃって。」 まあ、癒しのため、 僕が本当に楽しいものを「楽しい」と思えるその日のための買い物ですし。 「…働いて無いのに。」 …うん。そうだ。
自分を責めても、得をすることは何も無いでしょう? でも、やっぱ僕はギリギリのトコロでクソ真面目で。 自分を癒すための買い物だもんよー。 悪いことなんて何も無いさ。 何も無いさ。

2002年12月15日(日):うつ病の解釈その2。 日記
今日は「カゼをひいてしまった+昨日の飲み会の疲れ」で
うつ状態がムチャクチャ発動しやすかったので、ほとんど一日中寝てました。
今も、ココの日記書き込みを終わらせ次第、サッサと寝てしまおうかと画策中です。
頭痛たー!!

さて。
皆様は、一言で「鬱」と言うと、一体どんな状態を思い浮かべるでしょうか?
いわゆる、某掲示板2ちゃんねるで言うような「ウツダシノウ…」みたいな状態を
思い浮かべちゃいますでしょうか?

実は、僕もついこの間までは「鬱ってそんなモンなんだろうなー。」と思っていたクチでした。
しかし!!アレは「鬱」の症状に悩んだ結果の一つであり、
いわゆる「鬱」の症状とは、アレとは全く別の状態なんです!!
それを今日はご紹介しちゃおうかと。
(まあ、自分の最近の状態を書くってだけなんですけど。)


今現在、僕は「鬱」というのを 「頭がオーバーヒートする寸前の(もしくはしている)状態」とか 「頭のメモリがいっぱいいっぱいの状態」と解釈しています。 具体的な症状としては 「頭痛いよー。」 「もう、一文字も活字を見たくないー。」 「今は、どんな言葉にも耳を傾けたくないー。」 「意味不明に疲れたー。」 が挙げられます。 この症状により、 「一刻も早く寝させろ(安静にしてないと、何をやらかすか分からない)。」 「今は一人にさせてくれお願い(安静にしてたいゆえの「引きこもり」願望)。」 「僕ってダメダメ人間だー(頭お疲れによるネガティブ思考)。」 等の現象が副次的に発生してしまうワケです。 有効な治療法は 「とにかく、寝れそうなトコロで一人にさせる」で、 そうすると、鬱な状態の人は勝手に仮眠を取ったり爆睡こいたりして、頭の疲れを取るので 「とりあえずまた、しばらくはひと安心」といった状態になります。 あと、それなり以上のレベルで鬱の治療を必要としている人(僕くらい?)になると、 起きて3時間以上頭を使うと、自動的に頭がお疲れモード(鬱状態)になってしまうので、 なかなか普通の生活を楽しめなくなってしまいます。 頭を使わなければ、何とか一日くらいは無理出来る(一見無事に一日を過ごすことが出来る)んですけど、 せいぜい一日無理できれば良いくらいです。
昨日、飲み会のあとのカラオケ(二次会)のあとで、 いつもは後輩のトコで泊まるトコを、帰ったというのが有ったんですけど、 実は、あのとき帰った理由って、 先々週の、後輩のトコで二連泊のときは 「正直家より後輩のトコが楽」だったので、泊まるのも全然苦にならなかったトコロを (むしろ一人の時間も多かったので、超のんびり生活が出来ましたし) 今回は 「家の住み心地が格段に良くなった」 「うっかり、3時間以上頭を使ってしまった(お疲れモード発動寸前だった)」ので 家に帰ったっていうのが、大きかったんですよ。 あれから、また夜中ずっと皆でトークしてたんでしょ?たぶん。 そこで、「脇で死んでる自分」を見せるのは、 自分のプライド的にも、「れっつらさん」のイメージ的にもアレでしょうからね。
ああ。早く治して、長時間人生楽しみたいですな。 そして僕はもう寝るワケで。

2002年12月13日(金):うつ病の解釈。 日記
今日は僕、母と一緒にお医者さんに行ってきました。
お医者さんは、母に「正しいうつ病持ちの息子との付き合い方」を伝授。
言ってたことは先週とほぼ同じだったんですけど、母は何だか感動してました。
涙拭いてたり。

それなり以上の実力の精神科医とか、カウンセラーっていうのは、
本当、感動で人を泣かすことの天才ですよね。
僕も何度か泣かされたことありますし。

新興宗教家で、それでソコソコ生活出来てしまっている人っていうのは、
やっぱり、それなりのカウンセリング術みたいのを持っている人なんじゃないかと
勝手に予想させてしまうくらい。

そのくらい、人を楽にさせるための考え方っていうのは、
それだけでお金を取れるくらいの価値が有ると思ってしまいます。
まあ、実際カウンセリングってお金取りますけどね。

うつの治療には、家族の協力が必要なんだそうです。
主に、僕が寝てゴロゴロしているのを見守っているだけで良いそうなんですけど。
でも、親的には「イロイロ何かしてやる」より、「ただ見てるだけ」の方が精神的に負担なんだそうで。
…考えてみると、確かにそうかも。

まあ、親も頑張ってください。
僕もイロイロ頑張って「楽な考え方」とやらを見出しますので。


あと、今日のお医者さんでは、
「医学的なうつ病の解釈」がとても勉強になりました。

僕の鬱の原因は、単純に言うと、過酷な労働によるものだけらしいです。
そこに、僕の人間性(「何気にクソ真面目」などイロイロ)とか
体の個人差とかが加わってるみたいですけど。

過酷な労働をすると、体に負担が出る。
しかし、その負担の出方は人それぞれで、
ある人は、胃潰瘍。
ある人は、心筋梗塞。
そして僕の場合は「一時的な脳機能障害」として「うつ状態」になる。というコトらしいです。
だから、理屈抜きで会社に行けなくなるんだって。
なるほどねぇ。

要するに、僕の今の症状は、
「自分を弱い弱いと責めてしまう」ほど、深刻な自分の欠点では無いというワケで。
そう言われると、安心しますね。

今日も、そんな感じでとても勉強になりました。
次回のお医者さんは、再来週になるそうです。
これで一日ゴロゴロ出来る日が増えますなー。

つづく。

2002年12月10日(火):ボーナス? 日記
今日は銀行に、休んだ分の給料と厚生年金などの費用を振り込みに行ってきました。
あと今日は、世間で言う「ボーナスの日」らしいので、
自分のボーナスの額をついでに見たりしたのでした。
…って、ええええー?

安い!!安い安いよ馬鹿安いよー!!!!
「今日払うモノ払うと、差分がほとんど残らない」くらい、
「会社辞めて契約社員になっても、あまり差を感じさせない」くらい、
「(ボーナス)=(給料1ヶ月分)−(住宅手当)−(休んだペナルティー)だろ!!」と
思わせるくらい安いー!!!!
(…って言うか、そうやって弾き出されてるだろ、たぶん)

「今、日本は不況で、会社によってはボーナス出ない」ということは分かっていますし、
「ウチの会社、ボーナス安いよー。」ということは、前々から聞いていたんですけど、
「ヤクザな社員の僕ですら、月平均40何時間は残業していたというのに、
そのボーナスがコレかよ!!」…って感じで。

…いや〜。
全体会議のときに「社長余裕そうに話してるけど、コレって結構ヤバいんじゃないの〜?」
とか僕思ってましたけど、
こんなにウチの会社の立たされてる状況って、危ないのかな〜?
こんなになるまで頑張ってコレなのか…。

「お金より時間」がモットーの僕ですが、
それでも、半ば強制的に使われた時間の積み重ねの結果がコレだと
脱力感もすごい感じになっちゃいまして…。

まあいいや。寝よう。
これで今度また後輩とか連れて、メシでも食いに行きますか。

2002年12月05日(木):前進。カルチャーショック。 日記
今日は、電話とかあって自分にとって負担の多い日だったんですけど、とても結果の残った日でした。
お医者さんが、神様のように見えた。そう言っても過言では無い日でした。


お医者さんに「家族と話して、会社を辞めることにしたんですけど…」と言ったら、 「チョット待て」との指示を貰いました。 話によると、「会社辞める」というのは、鬱にプラスに働かないそうです。 鬱になると、ネガティブなことしか考えられなくなるので、辞めることを考える。 辞めると、辞めた自分が許せなくなる。 家族に迷惑を掛けてしまっていると思う。 さらに、再就職が上手くいかない場合、それの度合いがさらに強くなってしまう。 ほとんどイイコト無しだそうで。 「重大な決定は、鬱が治ったあとでも出来る。」 「その前に、休めるだけ休んで、うつ病を治してしまいましょう。」 そんなワケで、僕は会社に「休職」を願うとの電話をしました。 これで、一歩前進。 少なくとも、これからは「無断ではなく、会社の許しで休めている」ことに(一応)なるので 気持ち的な負担がずいぶん軽くなると思います。 良かった。
…そう言えば、僕、研究室のときも 「学校辞める」ではなく、「来年別のでやり直す」という結論を出して、成功しましたからね。 昔の自分に習っても、ここはひとつ落ち着くことが大事なようで。
あと、今度お医者さんに親を連れて行くことになりました。 どうも、親に「鬱な人の親としての正しい接し方」みたいのを教えたいみたいで。 僕のような「睡眠に逃げる」タイプの鬱な人には、次のようなことを言ってはいけないらしいです。 「散歩か何かして、気分転換してくれば?」 「温泉かどっか行って、パーッと気を晴らしに行くか?」 これ、僕言われてはじめて気がついたんですけど、 外へ行っても、あまり鬱の症状が治ったとは思えないんですよね。 ただ、「これで親の心配が減る」みたいなことでプラスにはなってましたけど。 親の「心配している」「何とかしてやりたい」という気持ちは分かるのですが、 そんなコトをやるくらいなら、素直にゴロゴロして寝ている方が治りが早いそうなので、 鬱の人の親には、その辺を注意して貰わないといけないらしいです。 今日教えてもらったのは、その一点だけだったんですけど、 たぶん、お医者さん的には、もっと言いたい技があるんでしょうね。きっと。 僕は親じゃないですけど、興味津々です。

2002年12月04日(水):明日はどうする。 日記
「アメリカでは7割の人が精神科を活用しているそうです。」
僕は、そういった予備知識で医者に行ったし、実際に医者もそんな感じだったので
もうすごく安心出来たんですけど、
やはり、世の中には旧式の医者もまだまだ居るようです。
僕のコトじゃ、無いんですけど。
許せない。


明日は僕の医者の日で、 なおかつ、会社の人事部長に電話で、今後のこととか今の状況について報告する日です。 前者はまあ、病院行ってイロイロ話をして、「どういう考え方で行けばより良い」とか言われて 薬貰って帰ってくれば良いだけなんで、何も問題は無いのですが、 後者が…ね。 今後のこと。 家族会議では、ほぼ満場一致で「退職」が決定しております。 イロイロと頑張って説明しましたからね。自分。 (家族以外では、反対意見も有るっちゃー有るんですけど) ただ…。今の状況…。今の状況がね…。 会社は未だにムチャクチャ怖いし、 行って届け出しても、すぐ帰って来れるような気が全然しないし。 すんなり辞めさせてくれるような気もしないし。 まあ、とにかく怖いんですよ!!まだ!! 行って、また頑張っちゃって、頑張っちゃって、 気が狂って、凄いコトをして、もう元の自分の場所に戻れなくなっちゃうんじゃないかみたいな。 「一見アホ臭そうなんだけれど、自分的にはムチャクチャ本気!!」 そういうモノが、世の中にはたくさん有ると思います。 そして、これが今日における僕の本気。 笑える人は、きっと一生精神科の要らない人です。 今、会社の同僚と携帯メールのやり取りをしてました。 下手すると、僕二度と彼らと会わないまま会社を去ってしまうコトになるんですけど、 会社怖いからな…。本当に。 携帯震えるたびに、自分も震えてたしな…(笑)。 参った、参った…。

2002年12月03日(火):現実。 日記
昨日、人事部長から電話がかかってきました。
僕は何だか怖くて目をつぶりながら
「はい…。はい…。あ、いつ行けるかはまだ分からないです…。はい…。」
と必要最低限のコトしか言えませんでした。
…別に人事部長、良い人なのに。
とりあえず、次の医者のあとでまた連絡をすることになりました。

ここで僕は、医者が薬をABCのCランク(強い方)にした理由が、ハッキリ分かったような気がしました。
普段の生活まで追い詰めたりはしなくなったなりに、
会社に対する拒否感はエスカレートするばかりですからね。
やれやれです。


前回の続き。 この間の日曜、僕の状況とこれからについて、家族会議が行われました。 いつもこういうことになると、僕は深く考えすぎて、的確な答えをナカナカ言えずに終わってしまうのですが、 僕がその前のサークル連中と過ごした三日間で ・僕は「会社にどうしても行けない」以外のことに関しては、全くもって正常に動くことが出来るということ。 ・僕は「遅かれ早かれ、会社は辞めるつもりだ」とハッキリ考えていたこと。 を知ったからか、 僕は、いつもとは比べ物にならないくらいイロイロ語ることが出来ました。 「会社になぜ行けないのか」を精神的な面と、会社の実情の面、適合性の面から語って20分くらい。 「これからの展望」について、イロイロと討論をして15分くらい。 あと、 「医者から貰った薬の力は、 部屋の布団にうずくまって固まったままでいるはずの自分を、 こうして家族会議まで連れてこさせるための力で、 嫌だと思っているモノを何とも思わせなくさせるような、便利なものではない。」 とかいう話をしました。 (…本当かどうかは、知らないんですけど(死)) 僕は、ときどき調子の良いときに(主に合宿の夜とか) 頭に何らかのスイッチが入って、超高速でバカな話を繰りだしたりするんですけど 今回の会議で僕は、それと似たような状態になったのです。 (話の内容は、いたって真面目ですけど。) 結果的に、日曜の家族会議は、いい感じに終えることが出来たと思います。
さて。 会社を続けるにせよ、辞めるにせよ、 僕は最低あと1回は会社に行かなければなりません。 可能性として、「1回も行かないで解雇」とかも無くは無い道筋なのかもしれませんが、 「それでは人間として最低限の礼儀すら出来てない!!」と 僕の理屈っぽい精神(三人目)が許しません。 頑張って、一度は会社に行かねばなりません。 今のトコロ、頑張れば実行出来そうなライン。 1:「行って、休職願いを出して、直帰。」 2:「行って、退職届けを出して、直帰。」 電話の雰囲気からすると、 人事部長も、休職については考え出したような雰囲気なんですけど、 これからどうするかは、僕一人の判断に任されているので 果たしてどうするのか自分!! …どうするんだろ。