脱力系プログラマれっつらの送る、『ヒマが出来たら』的日記サイト。
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2002年09月16日(月):れっつらヨットと大人の生き様のまき 日記
「いつかきっと、ああいう大人になってやるー!!!!」
こんばんは。お久しぶりです。れっつらです。


今日は、会社の営業部長さんのお誘いで、 油壺の方にヨットに乗りに行ってきました。 人生、こんなコトでも無い限り、ヨットに乗れるなんてそうそう無いでしょうし、 何てったって自分、エセアウトドア派ですからね(死)!! (基本がインドア系なので、絶対にアウトドア完全体になれない宿命のれっつら)
ヨットムチャクチャ楽しかったです。 今日は曇っていて、途中雨に降られたりもしましたけど、 皆で力を合わせて船を走らせる一体感自然の風を受けて走る船の速さには、本当感動しました。 どんなアウトドア系スポーツでもそうだと思うんですけど、 こういう感動って、やらなきゃ絶対分からないものですからね!! 今日はこれだけでも、もの凄く人生を得した感じでした。
港に帰ってきた僕らは、 船の上でビールを交わしながら、イロイロな話をしました。 話の内容は、主に会社のこと、そして部長の今や昔の話だったんですけど そこで僕は、部長の持つ不思議な力をムチャクチャ感じてしまったのでした。 部長は、「30歳までイロイロな職業をやり、その後ある凄い会社で20年働き、 その後ウチに入った」という経歴を持っている人なのですが、 何と言ったらいいのでしょう。 部長の言葉には、僕の何かを思い起こさせる力がたくさん、たくさん含まれていたのです。
「僕は若かったときは、自分の可能性を信じてイロイロやったんだ。 それは正直言って、普通に一つの会社に居るコトなんかよりずっと大変だったから、 皆には絶対に薦めたりはしないんだけど。 だけど僕は、それで大切なものをいっぱい手に入れたんだ。」 「もし、君達がそんな気持ちになったら、やってみるのも悪くないとは思うよ。 本当に大変だけど、得るものは大きいと思うし。」 「人間は、混沌としている中に居るからこそ、生きている意味が有るんだよ。 人間の一番安定しているときって知っているかい? それは死んでいるときなんだから。」 他人の意見にしっかり耳を貸し、人格から認めようとする。 次の時代を担う若者達に自分の全てを伝えようとする。 それでも自分の気持ちや可能性は一生捨てない。追い続ける。 だから、若い僕から見ても可能性に満ち溢れている。充実している。 自分を飾らない。偉ぶらないし、強制もしない。 だけど、飾りもしないで偉ぶりもしないで放つ、裸の言葉の数々は、 僕の心に、大きな衝撃を与える。
部長の持つ不思議な力は、僕が目指している将来の自分の姿ととても似ているものでした。 僕が一番欲しいのは、他人を惹きつけ、何かを考えさせるのに充分な魅力。人生の積み重ねの力。 若いときに挫折したり、苦しんだりしたからこそ得られる、安心感、信頼感にも似た不思議な空気。
今日は考えさせられることが多く、 まだ自分の中でまとまっていない思いも多いので日記はここまでしか書けそうにありませんが、 改めて僕は、ああいう大人を目指して頑張ってみることを決意するのでした。 つづく。 P.S. 今日、行きの電車の中で、小、中学校時代の同級生に会いました。 彼は今、リハビリの先生の仕事をやっているらしいのですが、 仕事について素直に「楽しいよ。」と語る彼がとても生き生きしていて、何だかうらやましかったです。