いつまで経ってもジャンプを卒業する気の無い僕。 こないだ新創刊されたジャンプSQを読んでみました。 目的はエンバーミング(和月信宏)とLuck Stealer(かずはじめ)だったんですけど、 コレはメチャメチャ面白かったですね。 どちらの作者さんも、少年誌では控えざるを経なかった黒さが出ていて、 「ようやっと全力を出せる雑誌が出たか〜。」といった感じでした。 一方、絵はともかく、ネタが明らかに学漫レベルなのもいくつか有りました。 「新創刊だから雑誌の方向性がまだ定まってない」ってのも有るんでしょうけど、 『可愛い(?)絵でグロをやって他キャラをビビらすギャグ短編』とか、 『美青年(?)と美少年(?)がドタバタしながら脱ぐギャグ短編』なんかは、 大学の漫研探せば2校に1人は居そうなアレで、 アレはもう、赤マルジャンプの残念なのよりも残念でした。 …あと、コラボ企画って、あんまり要らなくないか…? (企画としては面白いんでしょうけど、メディアミックスとして結果が出なさそうな気が。) 25%がオモロ。 25%が読める。 30%が実験作で、 残りの20%がアレ。 アレなのが極端にアレなだけで、全体的に見るとかなり面白いので、 僕はもう何回かは買い続けてみるつもりです。 …次回の藤崎竜(原作付き)のホラー物、どんな感じになるんだろうねぇ〜。